A's LabⅡ

アスラボと読みます。マイクロマウスやロボトレースの大会に向けて、機体の構造設計・回路設計・基板設計・プログラミングを中心に行っています。趣味のパワーエレクトロニクス系では、テスラコイルやコイルガンなどを製作・評価・改善を繰り返しています。興味を持って頂ければ幸いです。アドバイスや質問、感想などございましたらコメント欄にお願いします。 また、私のブログは背景が暗めの設定を想定しているため、白背景では文字が読みづらい点があります。

その他

一周年ありがとうございます。

このブログに移転してから早1年になりました。訪問者数は1万1千人超です。ありがとうございます。(そのうち先月・先々月の2ヶ月間で5千5百人超)

さて、前回の更新から1週間も経ってませんが、この間に変わりあったことを書き残しておこうと思います。流石に1周年を祝うためだけの更新では物足りないので。とある高校生の日記なので予めご了承下さい。

まずは電源装置を買ったこと。
B8gjp0FCcAElUIL

目盛はMAX20V,40Aとなってますが、最大出力電圧は15Vのようです。しかし、V.ADJのつまみを回していくと1/4位のところで電圧計が荒ぶります。なんででしょうかね、電流計の方にメーターを切り替えても同じように荒ぶってやがる。電圧計だけが荒ぶってるなら可変抵抗あたり取り替えれば直りそうな気がしますが、流石に電流計まで荒ぶると内部の何か吹っ飛んでる感じしますねー

取り敢えず机に移動して
B8ltG8pCIAEqDEm

まずはダミー抵抗挟んでみて改善されるかみてみました。
[No Imagine]
うん変化無し。

次はシャープペンの芯に大電流流してみる。内部で電流が奪われてたらこっちには電流来ないからね。
[No Imagine]
するとアッサリ発火。

いやーどういうことだ。まあ40A電源だから内部の吹っ飛んでる何かが完全に0Ωじゃないとシャープペンの芯に発火なんて楽勝かもしれないな。

ここまで分解せずに様子伺ってきました。それは現在テスト期間中だから。分解したらどんどん時間溶けてくと思うからね。修理はテスト終わってからにしよう。


次の進捗は1次コイル。テスラコイルのね。
B8rUyCTCQAAznc-

放電させるための準備は整った。だが火入れ(電源投入)はしない。これも上のと同じ理由で、電源投入すると共振合わせやらなんやらで時間が溶けるからだ。単純作業の終わりがあるものだけやる。踏み込むのはテストが終わってから。こう決めると失敗しない。それに工作の進捗もつくれる。

それとトロイドの方も大体できた。あとは結束バンドで止めてるから その辺の見た目をなんとかする程度。
[No Imagine]

海外に発注した基板は1月28日に発送したとメールが来た。予定よりも結構早まった感じ。だが郵送業者が中国だからいつ届くかわからないな。今日が中国の旧正月。やばいときに被ってしまったものだ。取り敢えず2台は今すぐに放電できるドライブ回路があるから展示には間に合わせる必要はないけど、あるに越したことはないよね。設計してた作業風景とかの画像をA1のポスターにでも詰め込んで印刷して持っていけばいいかなと思ってる。

ああそうだ、ebayで注文した共振コンデンサは届いて欲しいゾ。届かなくても手持ち分で事足りるかもしれないけどやってみないと何とも言えない。

それではこの辺で。[No Imagine] となってるところはそのうち画像を添付します。

自作プリント基板を海外の業者に格安で発注しよう

明けましておめでとうございます。
今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

さて、今回はプリント基板を自宅で製作するのではなく、 海外の業者の方に基板を発注してみたいと思います。前の記事でプリント基板の依頼を受け付けると言っていましたが、自作の方の基板製作の受付企画は終了しました。海外に発注した方がきれいにできます。

今回初めて基板を外注してみることにしました。 日本の業者さんだと数万円掛かるところを、海外業者ではその10分の1ほどの値段で製作を行ってくれます。送料の方を心配されるかと思いますが、大抵$8ほどです。日本国内の配達送料と然程変わらないかと思います。

今回発注する予定の基板はこちらです。
bandicam 2015-01-20 21-04-19-102
テスラコイルの制御回路です。前回の記事で左下の回路を載せたかと思いますが、GDTはやめて文字を書くためのスペースにしました。よく考えたらハーフブリッジで駆動することなんてまずありませんからね。簡単に基板の説明をすると、左下が演算・制御・増幅回路、右下が突入電流抑止回路、左上が簡単なワイヤレス受電用のコイル、右上は筆箱にでも付けれるキーフォルダー的なもの。

それではどこの業者に発注するかです。候補として上がったのがFusionPCBElecrowの2つ。どちらがいいのかはイマイチわからないので、昔から続いていて先人も多くいるFusionPCBに決めました。Elecrowは次回挑戦してみようと思います。

まずは基板のガーバーデータを準備します。Eagleの*.brdデータを直接送ろうとしても受け取ってもらえないので注意です。ガーバーの出力方法は適当にggればすぐに出てきます。
ガーバー出力すると色々なファイルが生成されます。
bandicam 2015-01-20 21-42-43-469
例えばこんな感じの。これは修正前なので文字が散らかってますね。ガーバーの確認の必要性が見受けられます。ガーバーの確認にはP板.comの出しているCADLUS Viewerを使用しました。これでしっかり確認してから発注しましょう。

bandicam 2015-01-21 00-07-35-538

bandicam 2015-01-21 00-07-43-338
他にはこんな感じのレイヤーもあります。一つでもファイルが抜けてると残念な基板になってしまうので慎重にファイルを確認してください。

それでは発注です。上にFusionPCBのリンクつけておいたので、そこから必要事項を記入して進めていけば意外と簡単に発注できます。
bandicam 2015-01-21 01-04-53-553
これで発注完了です。

気になるお値段ですが、100*100の基板*10枚にグリーンレジスタ、レイヤー2、厚み1.6mmその他標準設定で$21.9+送料$8.1で合計$29.0でした。クレジットカードで支払って、引き落としが3,601円。最近は円安の影響で高く感じられるのが痛いですね。でも日本と比べれば感動するくらい安いことがわかります。現在商品が届くのを待ってる状態です。発注したのが1月21日の深夜2時頃。さて、いつ届くでしょうかね。基板のできが気になります。(H27.1.26追記:今日FusionPCBから発送したとのメールがありました。)

それからElerowとの比較も近いうちに出来そうです。Ponsさんの発注する基板に空きがあるということで、
bandicam 2015-01-12 20-43-13-155
こちらの基板を入れてもらうことになりました。こちらは2/7くらいに発注予定です。

それでは、よいプリント基板ライフを。

2014年最終記事

今年も残すところ1時間となりました。今年、皆さんはいかがでしたでしょうか。
私は色々と大変でしたが充実した1年でした。
テスラコイルもとても安定して動作させることができるようになり、学校のひと部屋貰えて思いっきり研究でき、某賞では最優秀賞を取ることができました。本当にありがたかった出来事です。

それと何より大学に合格できたことですね。ネットに学校名を上げることはできませんが、とても名誉なところに入れて嬉しいばかりです。この大学に入れたのも、日々楽しんでmaker活動に励んでいたからだと思います。Twitterを見てると大学に入ると電子工作をきっぱりやめてしまう人が多いようですね。私は今後も続けていきたいと思っていますが、 勉強の方もあるので今までのようには行かないかもしれません。まあ勉強の方を最優先にして行きたいと思います。

現在製作中の物としてはトリオテスラの製作です。3台のテスラコイルから放電で音楽を奏で、3重奏で演奏できるようなものです。これは課題研究の発表で、特別枠として全校生徒の前で発表予定です。もしかすると無線電力送電の方でやってくれと言われるかもしれないので、このテスラコイルが出せるかはわかりませんが、このテスラコイルを作るのは前からの夢だったので作ってしまいたい製作物です。実家でなら最高出力で演奏できますので。
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3台巻くのは大変ですね。小さいもので1時間半かかりました。1500回巻を手で巻いていくわけです。電動ドリルをくっつけて巻こうと最初は思っていたのですが、空回りがひどいので結局手で全部巻きました。

DSCN0334
前回一番大きいコイルはニス塗りしたので、今回は小さいコイルにニス塗りしました。輝いてますね。放電に期待したいです。

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それと一番大変なのが土台のデザインを考えることですね。なるべく安く、高級感を出してということをコンセプトとして、テスラの1次コイルの渦電流で電力を持っていかれないように考慮して設計しなければなりません。今のところ1台辺り700円でできそうな計算です。学校からつや消しブラックのラッカースプレーを貰えたりしてるので、結構安く出来そうな感じです。

B6J4lVPCQAA9QRl
そしてテスラコイルの心臓部、演算回路です。スティーブ氏と過去の自分の回路を参考に、配置はwata氏の回路を参考に設計しました。右下にはaitendoの激安トランス製作キットで製作するGDTが乗るような設計になっているので、ハーフブリッジならこの基板1枚とパワー回路だけで動作できるようになっています。フルブリッジ用のGDT基板とインタラプタ部分を光ファイバーケーブルにしてノイズを抑止するための接続回路と、突入電流防止回路が必要です。それは来年作っていこうと思います。今回初めての基板の業者発注してみようかと思っています。海外に発注するのでレートがなにより心配ですね。$1 120円とかやってられませんよw10*10cmに収めて10枚$21くらいになる見積です。約2600円程

それからクリスマスプレゼントには丸鋸盤を購入しました。DSCN0345
基板とかアクリルとか木材関係を中心に使っていきます。

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土台と1次コイルの固定用の部品を切り出しました。塩化ビニルパイプを真っ二つにするなんて金のこでは無理ですよね。

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これは5000円もする刃です。超硬丸鋸刃というものです。金属やカーボングラスなどが切断できます。しかし、丸鋸の直径が小さいのと刃の部分が短いということもあり、木材に関しては初期装備の方が切断スピードが速かったりします。

なお、プリント基板のカットにはこちらのダイヤモンド丸鋸刃が最適です。上の刃ではうまいこと切れませんでした。
B6FkVQCCcAAvSy5
 手始めにアルミアングルを切断してみました。いやー余裕でしたね。しかも加工精度がとてもいい。金のこでチマチマ切ってた頃の自分に貸してやりたいです。

それから丸鋸は直線加工しかできないものだと思われがちですが、実は円盤も作れるんですよ。
DSCN0363
DSCN0359
こんな感じですね。ちょっとした角は粉にして丸く整形することができます。
B6F__9KCUAEKWdi
これらはトロイドの固定に使用します。肝心のトロイドは製作はしてあるものの写真を撮り忘れたので今はありません。

それからコイルガンの方はあまり進捗ありませんね。
B495fNRCIAAsEuC
一応アルミ缶は両面貫通いきました。
左上に見えるのが弾速計です。これで効率を高精度に計算できます。弾を飛ばして飛距離で計算する方法があるようですが、それは打ち出す角度によって大きく変わってきてしまうので、そんな方法で得られたデータは宛になりません。

それからやたらと伸びたツイートを貼っておきますか。
bandicam 2015-01-25 23-16-47-706
”計器”を"けーき"と置き換えた既出ネタを使わせてもらうと中々伸びました。自分のフォロワー数を数人超えれました。初めてなので嬉しいです。
それとコメントも中々考えられたものいただきました。
bandicam 2015-01-25 23-17-45-169

そんなこんなやってるうちに今年ももう4分です。
年明けてからもう少し追加しようかと思います。それでは良いお年を。 
私は今から神社に行ってきますね。  

大学合格と最優秀賞

中学生の頃から夢に見ていた第一志望の国立大学に合格することが出来ました。

私は中学の時に電子工作の魅力に惹かれ、高校は電気科があるところに行きたいなと考えていました。 そこで第一志望は高専の電気科にして、すべり止めとして工業高校を受験しました。結果的に高専は落ちて工業高校に行くことになったわけですが、高校は思うところに行けなくてよかったという例もあるんです。大学に入学することを考えると、普通科や高専よりも工業高校の方が断然有利な 入試制度が整っています。例えば金沢工大だと評定さえ取っておけば必ず合格できる枠で受験できるとか。ただ大学に行く前に、習っていない部分の補いが大変ですが、その補いさえできてしまえば学歴はあるし、電気の基礎から実技まで習得している工業高校生は普通科よりも社会に通用する人材になると思われます。暇があれば高校選びに工業高校のすゝめなんて記事も書きたいものです。しかし勉強の補いが出来ずに留年・退学する学生が3割いるという統計がでているそうで、どこの大学でも大体この辺りだそうです。私だと今この時期に勉強しておかないと遅れを取ってしまうということなので、大学に入るための勉強を合格通知が来てから始めました。その順番だと精神的に楽ですね。この記事を読んで、工業高校も視野に入れてみようと思う人が増えてくれると幸いです。

それともう一ついいことがありました。それは日本学生科学賞の地方審査で最優秀賞を頂いたことです。人生で初めての大勢の前での発表だったのでとても緊張しました。カンペ丸読みになってしまって自分でもガッカリです。その賞をもらった時、またこれとは別に表彰式があるから、その時にもう一度発表してくださいと言われました。これもいい経験だと思い本日表彰式兼プレゼン発表をやってきました。会場が会場だったので、親も校長先生も電気科の先生、情報科の先生も沢山の人が見に来てくれました。ありがとうございます。勿論話しづらくなったのは言うまでもありませんが。ですが今回は前回と違ってプレゼンまでに時間がありました。時間があったと言っても徹夜しただけですよ。徹夜をすれば作業効率は落ちますが、突貫工事には必要なときもあります。そして何度か練習をしているうちに、段々上達していくのが自分でも感じられるようになり、それが楽しくなって眠気が吹っ飛んでしまいました。うまくプレゼンできればやってきた研究も高く評価されるしいいことだらけなんですよね。そして本番の会場へ。思ってたよりもとても小さい会場だった。前回のがデカすぎるホールだったために、この気楽感は凄い。表彰を受ける順番と発表の順番が書かれた紙を受け取り、私は最前列のど真ん中の席を指定されていたのでそこへ座り、落ち着かず渡された紙をただ読むばかり。すると・・・・・テスラ・・コイル・・・あれ!ふぐがいるじゃん!w今年の3月に2回オフ会で一緒だった人ですよ。大阪のジャンク屋漁ったりNT京都行ったりしました。マジか~と思いながら話しかけてみると、やっぱりふぐも時間がなくて納得いくまでは出来てなかったそうです。私も突貫工事ばかりでしたが、一応研究としての形にはなってました。まさか最優秀賞までいけるとは思わなかったけど。そして発表なんですが、今回は全てアドリブで、実物も幾つか持って行って説明したので観客の気をひく発表ができたかなと思います。ウケを取ることにも成功しましたし。中学生の部で二組、高校の部で1組の発表が今日行われたのですが、やっぱり中学生は原稿丸読みでしたね。しかも想定外の質問では沈黙が続いてしまうという状況。その点いいところを見せられたかなと思います。(ふぐの発表も聞きたかったな)そんなこんなでとても体力を必要とした一日でした。

ここまで個人的な前置きが長いのも中々でしょう。工作系の現状報告に移ります。と行こうと思いましたが、結構話が長くなりそうなので次の記事に書こうかな。

プリント基板を自宅で安く簡単に自作しよう(作り方)

今回は前回のおまけで言っていたプリント基板の自作についてどこのブログよりも詳しく書いていこうと思います。(H27.1.26追記:プリント基板を格安で業者に発注するやり方はこちらの記事にまとめましたので参考にどうぞ)

まずは基板設計です。 それは前回の記事で書いたのでそちらを見てください。
前回の記事にちょっと追記ですが、一枚だけで印刷するのは何か勿体無い感じがあるのでEagleの制限の範囲まで基板を詰め込みましょう。そうすると転写で失敗した時とかに再印刷する手間が省けるので最低でも2枚は欲しいですね。今回始めてだったので同じ基板を大量に準備しておきました。この様に大量に基板を複製するときは、レイヤーを全て表示する設定にして、基板を選択、コピーして複製します。この時、回路図にリンクされてるとエラーが起きるので、回路図はDeleteするか新しいフォルダを作成してボードデータのみを入れ、そこで作業すれば複製できます。詳しいやり方は動画じゃないと説明できません。わからないことがあったらコメントください。
BvaFaSYCMAE5RZH
これは表の面ですね。後ほど反転して印刷しました。

生基板についてですが、私はヤフオクで2kg落としました。某企業の端材ということで、かなり安く出回ってました。
BvZE2-UCAAAB6tu
ヤフオクでずーっと狙ってるのが面倒だという人はアマゾンなどでも生基板が購入できます。リンクを張っておきました。私自身もこれだけあると使い切れないので、声をかけてくれれば格安で販売します。(なくなり次第終了)

次にすることは基板データの印刷です。 必ずレーザープリンターを使用してください。インクジェットプリンターで印刷してもなにも起きないので気をつけましょう。
ちなみに私が今回使用した紙(転写紙) はこれです。
BwG_6aRCQAAXI1d
amazonで400円くらいで売っていて送料は無料でした。

これは一見普通のコピー用紙に見えますが、普通紙よりもきめが細かく凹凸がないように感じます。(手触り)
ちょっといい紙使いたいときにでもあるといいと思います。

私はレーザープリンターを持っていないので学校のをお借りしました。電気科パソコン室で印刷してきました。コンビニのレーザープリンターでもできるという噂は聞いております。

個人でプリント基板対応のレーザープリンタを買うならこのプリンターが安くていい感じだと思います。


そして印刷してICの脚を合わせてみたら唖然としました。
Bv56LerCYAAIgS3
まさかのサイズがちょっと違う!?wwww

どうやら余白を印刷の設定が勝手に変更していたようです。縮小率を等倍にしてもう一度印刷したら成功しました。このこと書いてあるサイトは見たことがないので、やってみて失敗した人多いと思います。
IMG_20140828_135741
こちらはばっちりです。

これは基板のカットしたものです。サーキュラーソーテーブルでスパスパ切断していきます。
IMG_20140821_133913 (2)

そしたら基板をクエン酸で洗浄しましょう。水に溶けるだけクエン酸を溶かして飽和レベルまでもっていってください。
これが最初
IMG_20140828_150033

液に入れるととてもピカピカになります。
BwGz0wbCYAACErJ

この液は捨てずにとっておきましょう。また使えます。というか母に取られましたね。10円と5円もピカピカになるということを言ったばっかりに。。。いや、思ってる以上にピカピカになるんですよそれがw
IMG_20140828_154359

続いて転写です。まずはアイロンを一番高温になる設定にしておきましょう。その間に基板の準備です。転写紙と基板を貼り合わせて水で濡らして密着させます。この時に位置をしっかり合わせておきましょう。動かせるのは今だけです。水滴のように乗っている水は拭き取って、紙が湿ってるような状態で転写していきます。まず耐熱の本や板を置き、その上に基板・転写紙、適当なコピー用紙の順番で置いていきます。まずはコピー用紙を当ててアイロンがけしていきます。ちょっとアイロンがけするとコピー用紙が濡れるので、ちょっと場所を変えて水を蒸発させる感じで掛けていきましょう。
コピー用紙を外してみて、基板全体が白く乾燥してるようなら今度はコピー用紙を基板の下に入れてアイロンがけしていきます。1分から2分ほどでしょうか。ずっと当てるのではなく円を描くように転写しましょう。ここで圧を加えたほうがいいという人もいますが、私はそんなに圧を加えずにやりました。(ちょっとは加える)そのほうが転写紙に優しい気がします。そして一度冷まします。手で持てるくらいになったら冷水に着けます。そしてさらに密着させるようにし、もう一度アイロンの工程を1回ループします。そうすることで成功率が上がるのではないかと自分で思っています。(自分で編み出したし比較してない)この転写工程がプリント基板で一番難しい所らしいですが、私は一度も失敗しませんでした。 確実に成功する方法はラミネーターを使うといいらしいですね。5回ほど潜らせばいいそうです。

そしてまた触れる程度に冷めたら水に数分漬けて転写紙をふやかします。
BwG9pusCUAEDhaX
指の腹でゴシゴシ落としていきます。結構力を入れてもトナーは剥がれないので心配せず。IMG_20140828_162949

剥がれるようならアセトン(マニキュアの除光液)やラッカーシンナー、紙やすりなどでトナーは落とせるのでそこまでビビる必要はありません。
BwG_a8GCIAAtlHh
完全に落とせたなと思ったら一度乾燥させてみましょう。

BwHBu26CYAEaH2q
意外と残ってますね。トナーの部分に紙が残ってるのは別にいいのですが、溶かす銅の部分に紙が残ってるとうまく腐食されないので念入りにしましょう。
一度乾燥させてまた水に入れるとさっきは取れなかった部分が取れていきます。
BwHHDofCQAMtpjw
こんな感じになればOKです。

ここまで来たらエッチングです。塩化第二鉄をポリ袋に入れてその中にさっきの基板を放り込みます。そして温度を40℃程度になるようにすると反応が早くなります。大体20分ほどですかね。ゲームをしながら待ちましょう。何度が揉んで腐食液を均等な濃度にすると反応が早くなります。あまりやりすぎるとパターンが切れるらしいので程々に。さっきの指とは違うことを忘れずに。

腐食液(塩化第二鉄液)にはこちらのエッチング液を使用しました。基板のエッチング専用でないものもありますが、濃度が違うとエッチングされないので、専用を買っておけば間違いないかと。
BwIM4cvCIAEkctN
なんか周りのお湯が茶色いですね。ポリ袋に穴があったみたいです。秋月の電子部品が入っていた袋を使ったのが間違いでした。キッチンに行けば分厚いいいのがあったのに。

この液には重曹を投下し放置します。
IMG_20140828_232228

すると腐食液が下に沈んでいくので、綺麗な部分は外に放置して自然に蒸発するのを待ち、塩化第二鉄の部分は新聞紙に吸い取らせて日光に照らして余分な水分を蒸発させてから燃えないゴミに捨てます。
IMG_20140828_230351

塩化第二鉄を水道に流して痛い目を見るのは自分ですよ。

エッチングが終了した基板を蛍光灯に当てて見てみましょう。
IMG_20140829_002811
うーん・・・
文字の削れがある。それに転写紙が残ってたのがエッチングが進まない部分があったようです。というかベタアースの距離が近すぎた。要修正。
他の基板のはベタアース部分がちょっと残念なことになったものの、いい動作はするだろってことなので画像は省略します。

次はトナーを落とす工程に入りましょう。さっき言ったアセトン(マニキュアの除光液)やラッカーシンナー、紙やすりなどで落とします。簡単です。
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250mlと400mlでどっち買うか迷いましたが100円しか変わらなかったので400mlにしました。

最後は穴あけです。小さめの基板用のボール盤があるととても捗ります。お金を掛けたくない人は100均のピンバイスでも購入してください。
BwnJ0FcCMAA7kQ3
こんな感じになります。ドリルは学校にあった一番細い1.0mmを使用しましたが、それでもまだ太かったみたいです。ハンダ付けがめちゃくちゃ難しそうな部分ありますね。twitterでは「ドリルは標準0.4mm」「細いやつで0.2mm」とwataさん。「ドリルはいつも0.8mm使ってる」と雑追K。0.4mmって結構細いですよね。手元にあったエナメル線見てみても加工精度高くないと難しそう・・・ということで0.6mmくらいのを求めて100均に行ってみたのですが1.5mm以下のドリルが売っていなかった。。。ネットで調べると売ってるみたいなのでほかの店も回ってみようと思います。ピンバイス形式になってたら持ち手部分切断してボール盤にくっつければいいだけだしw

穴あけが終わったらフラックスを前面に塗って酸化予防します。レジストでもいいですが、部品の部分をマスキングしたりするのが面倒なのでフラックスを使います。フラックスを塗った基板も長時間放置すると腐食していきますが、何もしないよりかはマシです。

さて、いよいよ実装です。

プリント基板の配線過程なんて見ても面白くないと思うので全部飛ばして完成。
IMG_20140907_012210
周りの余分なところはネジを開ける部分で残してあるだけで、部品のところだけで考えるとなんと30*30のSSTC(半導体式テスラコイル)制御基板です。この密集度は最高です。今使ってるSSTC制御基板はというと・・・
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フィードバック用のCTに落雷して死にました。テスラコイルの高電圧使って色々実験してたので。直すより新しく作ったほうが早いというのもプリント基板のいいところ(?)


こんな感じでプリント基板が完成しました。初めてだったので丸一日分くらいの時間持ってかれてると思います。このプリント基板製作に投資した金額は全部で三千円も掛かってません。これで基板2kg分作れると思ったらユニバーサル基板の出番はなくなりそうですね。とても簡単な回路なら手で組んでもちょっと複雑だとEagle走らせたほうが断然早い。2回目は今回の1/5くらいの時間でできそうなきがする。いろいろ手探りな点が多かった。

という私の覚書メモでしたっと。長文読んでくれた方ありがとね。コメントくれると今後の更新にも力はいるからよろしく。 プリント基板の委託・販売も考えてるからそちらもよろしく。現在は受け付けておりません。

追記
Bw25EhQCcAEw6cd
右が人生初で左が5枚目のプリント基板。かなりコツ掴みましたね。最初はエッチングの時間とか分からずに適当にやってましたが5枚目にもなると「この辺かな?」という勘が鍛えられます。みなさんも勘を鍛えて頑張ってください!
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