しばらく放置してしまいましたね。更新はしてませんがコメント欄はほぼ毎日確認してるんで。

取り敢えず現状報告をしておきます。
最近は論文の作成に追ていたり、中間考査が1週間後だったり、大学の最終試験の合格発表も1週間後だったりして落ち着かない毎日です。ブログは面倒だから更新しないとかじゃないから勘違いせんといてね。

最近やったことでブログで言えることはテスラコイルの美しい波形を観測したこととかかな
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 これは2次コイルのアースに流れる電流をカレントトランスでフィードバックしたときの波形。とても美しい。

BwMwVYwCEAA9dHc
これはちょっとやばいやつ。オシロにプローブを繋がなくてもテスラコイルの電磁波を拾って波形が表示されてしまっている。それもテスラから遠い1chから4chにかけて振幅が大きくなっているのがわかる。ちなみにこの振幅はインタラプタのduty比を上げていけばどんどん大きくなる。見やすい感じにするためにここで止めてるだけだね。

あとフルブリッジも作ったな
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それと放電の様子とか
DSCN9798

DSCN9796

DSCN9801

DSCN9800
ちょっと↑この画像をクリックして拡大して見て欲しい。左側のトーラス型のアース電極に放電が起こってるわけだけど、放電1本1本が綺麗に並んで配列されている。下から上へ上がっていくんだ。
テスラコイルの全体写真は今は見せられない。

暗くするとこんな感じ
DSCN9331

DSCN9340

DSCN9338
なかなかイケてる。
因みにこれでAC100V入力の普通の全波整流で駆動させてる。現段階で2次コイル長以上の放電ができているわけだが、更に倍電圧整流にしてバス電圧を2倍にしてやれば放電も2倍近く伸びる。今スイッチング素子にIRFP260を使用しているからそのまま倍電圧整流にすると潰れてしまう。そのためヤフオクでこんなものを落札した。
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GT50J101というIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)が34個だ。どこかの研究所のプロジェクト終了につき未使用の不要在庫が出品されたようだ。これだけで送料合わせて1500円程度。新品を買ったら1個それくらいしてもおかしくない素子だ。ミニテスラに使うにはちょっと遅くて難しいかもしれない。VU100のテスラにいくつか並列に接続して使うってのもアリだと思う。某氏みたいに大量に並列につなぐことはしないが。まあ使えなかったらインバータとかコイルガンとかに使えるし。今後に期待だ。 

コイルガンで思い出したが、高効率なコイルガンの製作が可能になるかもしれない。色々考察してきて現在大詰めに差し掛かってるところだ。そちらも時間が出来次第製作を進めていく予定。その前に高効率レールガンも前々から言ってるし早くやらないとなと思ってる。でも面白いのはレールガンよりコイルガンなんだ。レールガンはレール間の微妙な調整で効率がガタ落ちしたりするところとかが大嫌いだ。でも一度作ってみたいよね。

それとパワーレーザーが手に入ったんだ。
DSCN9558

Max.Output<10000mW

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だが実際には400mW程度しか出力できていないみたいだ。 上の画像をtwitterに載せて、上が30mWで下が10000mWの比較という感じで投稿した。すると”こんなの10000mWもないよ”だとかそのようなコメントが多数見受けられた。そりゃないだろうな。ツイッターに投稿するときに態々「Max.Output<10000mW表記とMax.Output<30mW表記のレーザー比較」とまで書かないといけないのか?大衆に向けて書く時とオタクに書く時ではちょっと気を付けないといけないなと思った。
 
400mW程度でも焦点を合わせれば黒い紙に穴を空けたりマッチに着火させたり、プラスチックを傷つけたりくらいならできる。本当に10Wのレーザーだったら逆に危なくて使えなかった。この程度なら焦点をずらして結構遊べる。なかなか高精度にできてていいものだった。更に面白そうなレーザーを見つけたからまた注文してみたけど、届くのは1ヶ月後くらいかな。最近ドル高円安になって海外からの輸入には辛いね。

はい現状報告でした。