ブログの更新が遅れてすみません。ここ一か月はロボトレースの機体の設計や期末試験勉強などがあり、まとまったネタがなくて何を書こうか悩んでいました。完成品はありませんが、この1か月の活動と過去の活動内容の書き漏らしも補って進捗報告をしておきます。個人的な日記ですがお付き合いください。
まずはレールガン(2015.10.4)。どうしてこのタイミングでレールガンに手を出してるのかという疑問を抑えて、アルミ板とアクリル板の切り出しを行いました。使用した工作機械はプロクソンのサーキュラーソーテーブルです。ある程度の薄い板はスパスパ真っ直ぐに切れるのでお勧めです。
どうして今頃レールガンなのか?実は高校1年の夏からレールガンを作ろうと企画していていました。しかし、レールガンの研究では再現性を求められる場所への論文提出や出展には使えないということで、別の研究に力を費やしました。このブログの一代目を知っている人なら分かると思いますが、設計図を書いて回路図も書いて重たい金属板のやすり掛けまでしていました。それでも実用性や発展性、再現性を兼ねたものの方がいいことは確かなので変更したわけです。このレールガンの企画にあたり、高校の教師を巻き込んで製作していたので、途中で打ち切って申し訳ない気持ちもありました。そこで大学に入った今レールガンを作ろうという試みです。今度その教師に会う時に会話のネタになればなと。今思い返すと、あの時はやらなくて正解だったと思います。あれから3年が経ちますが、設計を練って練って練りまくったので自分でも製作が楽しみです。レールの多段化、磁力強化のオーグメント式、強磁性体のプロジェクタイル、先端の弾速計、ハイスピードカメラ等々、昔は考えもしなかったようなものを搭載します。そのあたりはもう少し作業を進めてから詳しく書きます。因みにレールガンの主電源は半年前にオークションで落札した1個100円の電解コンデンサです。
LCRメーターで計測したところ、静電容量は若干落ちてるようですがESRはそこそこなので使えるかなと思います。このコンデンサが10本眠ってます。
そして不飽和ポリエステル樹脂の硬化実験について。(2015.10.8)?
Yahooショッピングのポイントが貯まりに貯まったので、思い切って樹脂を4Lとシンナー2Lを買ってみました。樹脂の半分は透明封入用ポリエステル樹脂ノンパラフィンタイプ、もう半分は補修用硬化ポリエステル樹脂インパラフィンタイプです。缶の上にあるのは硬化剤です。どう考えても使い道ないだろと思った方、私もそう思います。というのも、最初は無色透明な樹脂で綺麗なガラス風アートを楽しもうと思っていたのですが、実際に使ってみると臭いの強烈さに絶句しました。安かっただけに品質はそういうもなのでしょうか。
こちらは透明封入用ポリエステル樹脂ノンパラフィンタイプのサンプルです。黄色い水性絵の具を色々な溶かし方で試してみました。結果は絵の具が玉になっていると、その部分は硬化しないので変な形になるという当たり前の結果に、完全に溶かした方は割としっかり固まってくれました。
この春休み中に、色々な物を封入して遊んでみたいと思います。
それとビニールカップで硬化剤と樹脂を調合していたのですが、相性が悪いのかボロボロにメルトしました。こぼした覚えもないのに何故か新聞が濡れてくるなぁと思っていたらこれですよ。
こちらは補修用硬化ポリエステル樹脂インパラフィンタイプです。色が全然違うことが分かります。値段はこちらの方が安価でした。そして硬化時間についてです。仕様書には24時間で硬化しますと書いてありましたが、1時間で固まります。固まっても完全ではなく、24時間置いたものと比べると強度が全然違いました。やっぱり待たないといけませんね。
続いての中途半端な製作物は「ミニ電光掲示板キーフォルダー」です。なんと5cm四方の基板でできています。こんな小さかったら掲示もなにもないだろという怒りを抑えて、早速現状の画像です。
8×7の配置で設計しています。この制作にあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
Arduinoを使って8X8マトリクスLEDに日本語テキスト文字を表示する
やはりArduinoは情報が豊富で心強いですね。 秋月で販売されている8×8の200円マトリクスLEDは、1辺4cm弱とのことで、意外と今回自作しているものの方が大きいようです。そして8×8ではなく8×7にした理由は、参考サイトの動画を見る限り、一番下の行は使用していないみたいなので要らないかなという安直な考えです。それとスペース的に正方形の基板に収めるなら一列減らしたいですしおすし。簡単にスペックをまとめておくと、マイコンは5mm角のATmega328でArduinoブートローダーを書き込んで使います。裏に太陽電池とEDLCを備えていますが、基本はマイクロUSBの接続でモバブを電源とする予定です。モバイルブースターは13000mAhの物を使う予定なので、ずっと付けっぱなしでも1ヶ月くらい持ってくれると思います。過放電保護回路はモバブの物に期待しているので、特に今回の基板には付ける予定はありません。それから、まだ書き込み端子やユーザースイッチなど、基本的な物も付けていません。そんなに時間は掛からないと思うので早いところ完成させます。
これが基板の裏につける太陽電池です。44*35のサイズしかありません。出力は、解放状態だと5V、短絡状態だと40mAです。全く期待できない低スペックなので、飾り程度にしか思っていません。EDLC(電気二重層コンデンサ)については、1個50円の0.22F3.3Vを2つ直列にして使用します。そのコンデンサに5V充電した状態で、電光掲示板の点灯率を30%として簡単に計算すると、発光時間は10秒ほど。マイコンの動作電圧の関係もあるので実際はもっと短い。素直にモバブから給電します。
基板ネタといえば、テスラコイルのパワー回路部分のデータを作ったり、新作コイルガンの何枚も作らないといけない部分の回路のデータを作ったり、ミニテスラコイルのデータを作ったり、表面実装部品で高電圧発生回路のデータを作ったりと、発注はしていないけどデータはあるというものが大量にあります。今度まとめて発注します。。。
そして最後にAStrace_ASPERAの話です。基板は春節の影響で未だに届きません。進捗がないかと言うとそうでもなく、私がマイコンの使用ピンについて無知なだけに大量にミスが見つかり、進捗が思いっきり後退しました。大会が一か月後なので今から基板の作り直しは出来ません。今回はこの基板に大量のジャンパーを使って大会に出ようと思います。センサーの配置など、色々と確かめておいた方がいいものがあるので、次の発注ではそれらを改善させてASPERAⅡを設計しようと思います。因みに名前の由来ですが、ASPERAとはラテン語で"ラフ画"や"大雑把"という意味です。センサー配置などデザイン重視で作ってしまったので、今後の機体に参考として繋げていければという期待が込められています。
そしてDigiKyeで買ってしまいました。高級モーターです。2つで1万7千円程します。小さくてトルクの強いコアレスモーターです。昔は、パワエレ関係はお金がかかる趣味だと思っていましたが、一般的流通の多い部品やジャンク部品などが使えるので、それほど高くなかったのかなと思います。電子工作の深みはこれからなんだと楽しみであり少し恐ろしいです・・・
基板が中々届かないのでプログラムの方を進めているのですが、やっぱり実機がないとやる気になれないので3D-CADで遊んでみました。使用したソフトはDesignSpark Mechanicalです。これが使えると3Dプリンタ、CNC加工の際の基礎データが作れたり、MMDに取り込めばダンスさせたりもできます。
どっちが前ですか?という質問には答えられません。すいません。
今回書こうと思っていた内容は以上です。その他の一ヶ月内の出来事と言えば、ラジコンヘリを派手に墜落させたり、私一推しのアイドルと写真を撮ったり、3.7kgの巨大な大根が収穫できたり、私一推しのアイドルがMCのラジオに投稿したコメントを読んでもらえたり、ダーツが本来刺さってはならない場所に刺さったり、私一推しのアイドルが全国テレビの出演でTwitterのフォロワー数が2.5倍になったりと思い返せば色々なことがありました。まあどうでもいいことなので割愛しますね。
最後まで読んでいただいた方ありがとうございました。
まずはレールガン(2015.10.4)。どうしてこのタイミングでレールガンに手を出してるのかという疑問を抑えて、アルミ板とアクリル板の切り出しを行いました。使用した工作機械はプロクソンのサーキュラーソーテーブルです。ある程度の薄い板はスパスパ真っ直ぐに切れるのでお勧めです。
どうして今頃レールガンなのか?実は高校1年の夏からレールガンを作ろうと企画していていました。しかし、レールガンの研究では再現性を求められる場所への論文提出や出展には使えないということで、別の研究に力を費やしました。このブログの一代目を知っている人なら分かると思いますが、設計図を書いて回路図も書いて重たい金属板のやすり掛けまでしていました。それでも実用性や発展性、再現性を兼ねたものの方がいいことは確かなので変更したわけです。このレールガンの企画にあたり、高校の教師を巻き込んで製作していたので、途中で打ち切って申し訳ない気持ちもありました。そこで大学に入った今レールガンを作ろうという試みです。今度その教師に会う時に会話のネタになればなと。今思い返すと、あの時はやらなくて正解だったと思います。あれから3年が経ちますが、設計を練って練って練りまくったので自分でも製作が楽しみです。レールの多段化、磁力強化のオーグメント式、強磁性体のプロジェクタイル、先端の弾速計、ハイスピードカメラ等々、昔は考えもしなかったようなものを搭載します。そのあたりはもう少し作業を進めてから詳しく書きます。因みにレールガンの主電源は半年前にオークションで落札した1個100円の電解コンデンサです。
LCRメーターで計測したところ、静電容量は若干落ちてるようですがESRはそこそこなので使えるかなと思います。このコンデンサが10本眠ってます。
そして不飽和ポリエステル樹脂の硬化実験について。(2015.10.8)?
Yahooショッピングのポイントが貯まりに貯まったので、思い切って樹脂を4Lとシンナー2Lを買ってみました。樹脂の半分は透明封入用ポリエステル樹脂ノンパラフィンタイプ、もう半分は補修用硬化ポリエステル樹脂インパラフィンタイプです。缶の上にあるのは硬化剤です。どう考えても使い道ないだろと思った方、私もそう思います。というのも、最初は無色透明な樹脂で綺麗なガラス風アートを楽しもうと思っていたのですが、実際に使ってみると臭いの強烈さに絶句しました。安かっただけに品質はそういうもなのでしょうか。
こちらは透明封入用ポリエステル樹脂ノンパラフィンタイプのサンプルです。黄色い水性絵の具を色々な溶かし方で試してみました。結果は絵の具が玉になっていると、その部分は硬化しないので変な形になるという当たり前の結果に、完全に溶かした方は割としっかり固まってくれました。
この春休み中に、色々な物を封入して遊んでみたいと思います。
それとビニールカップで硬化剤と樹脂を調合していたのですが、相性が悪いのかボロボロにメルトしました。こぼした覚えもないのに何故か新聞が濡れてくるなぁと思っていたらこれですよ。
こちらは補修用硬化ポリエステル樹脂インパラフィンタイプです。色が全然違うことが分かります。値段はこちらの方が安価でした。そして硬化時間についてです。仕様書には24時間で硬化しますと書いてありましたが、1時間で固まります。固まっても完全ではなく、24時間置いたものと比べると強度が全然違いました。やっぱり待たないといけませんね。
続いての中途半端な製作物は「ミニ電光掲示板キーフォルダー」です。なんと5cm四方の基板でできています。こんな小さかったら掲示もなにもないだろという怒りを抑えて、早速現状の画像です。
8×7の配置で設計しています。この制作にあたり、以下のサイトを参考にさせていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
Arduinoを使って8X8マトリクスLEDに日本語テキスト文字を表示する
やはりArduinoは情報が豊富で心強いですね。 秋月で販売されている8×8の200円マトリクスLEDは、1辺4cm弱とのことで、意外と今回自作しているものの方が大きいようです。そして8×8ではなく8×7にした理由は、参考サイトの動画を見る限り、一番下の行は使用していないみたいなので要らないかなという安直な考えです。それとスペース的に正方形の基板に収めるなら一列減らしたいですしおすし。簡単にスペックをまとめておくと、マイコンは5mm角のATmega328でArduinoブートローダーを書き込んで使います。裏に太陽電池とEDLCを備えていますが、基本はマイクロUSBの接続でモバブを電源とする予定です。モバイルブースターは13000mAhの物を使う予定なので、ずっと付けっぱなしでも1ヶ月くらい持ってくれると思います。過放電保護回路はモバブの物に期待しているので、特に今回の基板には付ける予定はありません。それから、まだ書き込み端子やユーザースイッチなど、基本的な物も付けていません。そんなに時間は掛からないと思うので早いところ完成させます。
これが基板の裏につける太陽電池です。44*35のサイズしかありません。出力は、解放状態だと5V、短絡状態だと40mAです。全く期待できない低スペックなので、飾り程度にしか思っていません。EDLC(電気二重層コンデンサ)については、1個50円の0.22F3.3Vを2つ直列にして使用します。そのコンデンサに5V充電した状態で、電光掲示板の点灯率を30%として簡単に計算すると、発光時間は10秒ほど。マイコンの動作電圧の関係もあるので実際はもっと短い。素直にモバブから給電します。
基板ネタといえば、テスラコイルのパワー回路部分のデータを作ったり、新作コイルガンの何枚も作らないといけない部分の回路のデータを作ったり、ミニテスラコイルのデータを作ったり、表面実装部品で高電圧発生回路のデータを作ったりと、発注はしていないけどデータはあるというものが大量にあります。今度まとめて発注します。。。
そして最後にAStrace_ASPERAの話です。基板は春節の影響で未だに届きません。進捗がないかと言うとそうでもなく、私がマイコンの使用ピンについて無知なだけに大量にミスが見つかり、進捗が思いっきり後退しました。大会が一か月後なので今から基板の作り直しは出来ません。今回はこの基板に大量のジャンパーを使って大会に出ようと思います。センサーの配置など、色々と確かめておいた方がいいものがあるので、次の発注ではそれらを改善させてASPERAⅡを設計しようと思います。因みに名前の由来ですが、ASPERAとはラテン語で"ラフ画"や"大雑把"という意味です。センサー配置などデザイン重視で作ってしまったので、今後の機体に参考として繋げていければという期待が込められています。
そしてDigiKyeで買ってしまいました。高級モーターです。2つで1万7千円程します。小さくてトルクの強いコアレスモーターです。昔は、パワエレ関係はお金がかかる趣味だと思っていましたが、一般的流通の多い部品やジャンク部品などが使えるので、それほど高くなかったのかなと思います。電子工作の深みはこれからなんだと楽しみであり少し恐ろしいです・・・
基板が中々届かないのでプログラムの方を進めているのですが、やっぱり実機がないとやる気になれないので3D-CADで遊んでみました。使用したソフトはDesignSpark Mechanicalです。これが使えると3Dプリンタ、CNC加工の際の基礎データが作れたり、
どっちが前ですか?という質問には答えられません。すいません。
今回書こうと思っていた内容は以上です。その他の一ヶ月内の出来事と言えば、ラジコンヘリを派手に墜落させたり、
最後まで読んでいただいた方ありがとうございました。